自由に描きたいスケッチ帳

日々のスケッチをのせています。

内なる声を聞く

f:id:reddishgrey:20180813210554p:plain

 世の中的には内なる声より世間の声、なのかもしれませんが、私自身にとって心の声が聞こえなくなることは、もっとも恐ろしいことのひとつだと感じています。 作品をつくってどこかに投稿すると、評価が出ますが、その評価は時に、自分の内なる声・心の声を、本人でさえ気づかないうちに隠してしまいます。

 昔の自分自身の体験からなのですが、例えば、「褒めてもらえたから、次も同じような作品にしたほうがいいのかな?」なんて思ったりします。 それを繰り返すと、気が付いたら自分が何を作りたいのかよくわからなくなってたり。 でも「なんか違う」というもやもやした感覚はなんとなくずっと感じ続けることになります。 なぜなら、内なる声は自分自身そのものであり、たとえ聞こえなくなったとしても消えることはないからです。

 案外自分が心の底から描きたいものなんて、自分自身でさえなかなか分からなくて自然だと思います。自分で自分のことぐらいよく分かってる、というのは大抵錯覚だと思います。自分の行動の多くを、人は意識の力だけでコントロールできません(でも、脳は「自分はコントロールできている」と錯覚させるみたいです)。 少なくとも私の場合はゆっくりと霧が晴れるようにして、ようやく最近自分が好きなものが分かってきました。 でも確実な見つけ方みたいなものはわかりません。 強いて言えば、好きだと感じるものを意識して生活することぐらいでしょうか・・・? ただ、描きたいものがわかって、それを描いているときほど楽しいことはありません。 私の中では最も充実した感覚が得られる時間です。 だから自分自身の内なる声を聞いて、本当に好きなものを探す価値は、大いにあると思います。