自由に描きたいスケッチ帳

日々のスケッチをのせたり、考えたことをしゃべります。気楽に。

顔の練習2 シンプルな描き方と色選びのメモ

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 俳優のジェイソン・ステイサムを描いてみました。普段から込み入ったテクニックは使わない、というか使えないのでシンプルに描くのですが、今回はシンプルさに拍車をかけてみました。するといつも以上に快適に作業が進んだので、備忘録も兼ねて書き下してみようと思います。デジタルペイント初心者でも簡単に試せて、またどのソフトを使っていようと関係なく出来る方法だと思います。

  • 使うレイヤーは2枚(線画と色)
  • 合成モードは通常のみ使う(オーバーレイとかはなし)
  • 色はイエローオーカー、クリムゾン、白、黒の4色のみで、別のキャンバスで混ぜる

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段階を追ってみます(といいつつすぐ終わります)。

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線画を描いて、

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下に1枚レイヤーをつくり、色を塗り、

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線画の余分な部分を消して、上下のレイヤーを統合。その上に1枚レイヤーをつくり細かいところを描いて終わりです。

 この方法の良いところは、シンプルなので余分なことを考えずに描画に集中できるので、練習に適しているところかなと思います。感触はアナログの画材に近く、レイヤーモードを色々変えたりしたときの思いがけないラッキーな効果は期待できません。色に関してですが、使う色を4色に限定することで自動的にまとまりがつきます。どういうことかというと、例えば、

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右上の頭が反射している光は、絵の中では紫っぽく見えますが、実際の色相は赤です。

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紫色をのせてみると、他の色との色相差が広く、コントラストが強まることが分かります。今回の場合は、別にこの部分を目立たせたいわけではないのでこれは好ましくありません! しかし、紫色は黄赤白黒の4色から作りだすことはできません。つまり、この4色の中から色を作ることで、このような奇抜な色を自動的に抜くことができます。また混色の際に役立つ情報として、黒や白を混ぜるほど寒色よりになっていくことが挙げられます。これにより、色相的には暖色の赤でも、絵の中では寒色寄りの色に見えたりします。