自由に描きたいスケッチ帳

日々のスケッチをのせています。

立体の基本

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廃都市を描きました。

また、今回はすべての立体の基本である幾何形体にも取り組んでみました。立方体、円柱、球、円錐。これらの組み合わせであらゆる複雑な立体を構成することができるので、面白くは無くても時間をかけて学習する価値がある題材だと思います。

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一口に基本といっても光源の方向、種類、パースの収束の度合い、他の立体からの反射などなど、いろいろと考えることがあるので案外体力を使います。しかも形自体が一見簡単に見えるので、これぐらいなら描けるだろうと軽視したくなってしまいます(自分だけかも?)。でもそういう気持ちをちょっと堪えて地道に取り組めば、補って有り余るリターンが得られるモチーフだと思います。アナログの画材で描いてもいいですが、個人的にはデジタルで選択ツールと柔らかいブラシを使うと簡単に綺麗なエッジを保てるのでおすすめです。

絵の学習と確証バイアス

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廃村と亡霊。反省点はいろいろありますが、もっと層(皮、骨、とか金属の錆とか)になってる部分を見せるとよかったと思います。リサーチ不足。

 

 今回は確証バイアスについて、絵の練習と関連付けて書きたいと思います。確証バイアスは、自分を含めおそらくほぼ全ての人が大なり小なり日々行っている意識の修正です。簡単に言うと、

「自分の欲しい情報しか目に入らない、あるいは集めない」

という傾向です。

例えばできるだけ本物に近づけるよう模写をしたとき、できた絵と元の絵を見比べて、心のどこかで「ここが違う」とうっすら気づいていても、無意識に他のある程度似せられた部分を探して「これでいいんだ」と納得しようとしたりとか(決して完璧に模写するのがいいと言っているわけではありません。それは模写する目的によります)。この脳のはたらきは無意識下での処理なので、存在自体を知らないと気づくのは難しいと思われます。しかしながら、絵の学習においてこの傾向が強すぎると障害になる可能性があります。特に外からフィードバックを得る機会が少ない環境にいる場合は、偏った方向に進む確率は上がります。これも単純にフィードバックはとにかくたくさん得られれば良いというわけではないし、偏ることが悪いと言いたいわけでもありません。ただ、確証バイアスが自分の絵を客観的に見る目を曇らせていることは確かです。

対策の一つとしては、確証バイアスの存在を知り、それが起こりそうなタイミングでセルフチェックしてみることが挙げられます。上の例で言えば少し思いとどまって、

「もしかして自分に都合のいい部分だけ見ようとしてる?」

と自分自身に訊いてみることです。そうすることで、新しく「修正のためにペンを握りなおす」という選択肢が生まれます。そこから先は自分次第です。あまり根を詰めても体に毒ですから、切り上げてお茶にしたり、次の一枚に進むのも手かもしれませんね。

目標設定の穴?

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 雷の魔法使い。最近はHSPについての本も読みつつ、認知心理学についてもちょろちょろと調べたりしています。絵はずっと描き続けています。 

 一般的に、目標は低いより高い方がいいとされています。
しかし目標が高ければ高いほど最終的に達成したり成長したりする可能性が高くなるかと言えば、無条件でそうだとは言えません。とにかく目標を達成するまで修行僧のように自分を追い詰めていると、失速して逆に目標達成は遠ざかります。「他の誘惑はすべて我慢して、ひたすら目標のために突っ走るぞ!」というような完璧主義的な傾向があると、逆に失敗する確率が上がるというのはなんだか皮肉めいたものを感じます。

 ではどうしたらよいか…月並みですが、大きな目標の前に、簡単に達成できる小さな目標を設定し、達成できたら自分に報酬を与える。というのが効果があるようです。例えば、
「今日は〇〇を×分勉強する」
というように短い単位で達成できる目標を決めて、達成できたら好きなものを食べる、とか。こうすることで脳の報酬系という神経系のはたらきにより、行動が強化されます。「勉強する」という行動が苦痛を伴っているとしても、「好きなものを食べる」という行為につながっていればやる気が出てしまうのです。パブロフの犬と同じで、人間の脳も案外簡単に条件付けすることができるようです。報酬系についてはもっと知識を深めていきたいところ。

 注意したいところは、「自分に確実に与えられるようなものを報酬に設定する」というところです。買い物をするでもゲームをするでも自分が好きなものならなんでもいいと思いますが、他者評価を得るとか博打を打つとか、自分で操作できないものを設定してしまうと、そもそも報酬が得られるかどうかが不確定になり、報酬系を機能させることは難しくなりそう。この場合個人的に恐ろしいのは、「がんばったのに成果が得られなかった」という結果を脳が学習してしまうのではないかということです。つまり、上の例で言えば「勉強する」ということと「成果が何も無い」ということが結びついてしまい、それならわざわざエネルギーを使って勉強する必要は無い、と脳が無意識化で判断してしまうということです。

時間と友達に

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 雪と銀髪の人。ライティングと肌の色が好みの感じになりました。

 人間の脳は朝起きたときから意思決定に使うエネルギーを消耗していきます。出来れば描画にすべてのエネルギーを使いこみたいところですが、他のことに気を取られることは避けられません。例えば今日の晩御飯はどうするか?いつ食べるか?とか。日常の些事に頭を悩ませている間は目の前のことにあまり集中することができません。そこで少し時間管理をして、無駄な意思決定に使うエネルギーを削れるところは削ってみようと思います。というのも、自分は今まではスケジュールなど決めず割と思いついたことから手を付けていたのですが、それを思いつくまでの「あれをやろうか?やっぱりあっちをやろうか?」ともやもや考えているプロセスに無意識にエネルギーを使ってしまっているようなのです。そしてやろうかやらないかふわふわ考えつづけて「あ、2時間も経っちゃった」なんてことがよくあります。体質的にも勝手に内側から考え事が出てきやすいので、なすがままに気ままにしておけば健康に良いというわけでもない…。というわけで、まずは一日ごとに軽くタイムスケジュールを組んでみるところから始めてみようかと思います。時間管理は自分を縛るための縄ではなく、自分にとって大切な目標をたぐりよせるための糸であると考えて…。

 「集中」に関連して、先日TEDを見ていたらこんな話がありました。作業中にスマホの通知を3分に1度確認してしまう人は、たとえスマホがなくても3分に1度自動的に集中が切れるように脳が学習してしまうそうです(こわい!)。気ままになすがままにしていた方が自分にとって良い結果が得られる…とは必ずしも言えなさそうです。

刺激抑えめで

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 山羊風の角。描いていて一番時間を忘れて熱中できるのはやっぱり人かそれに類するものかもしれません。環境も好きですが、人物を描くときは考えることがシンプルなので。

 最近はなるべく刺激の強いものを避けるように生活することを心がけています。具体的にはコーヒーを飲みすぎないとか、資料探しをするときに目移りするのに任せすぎずある程度にとどめておくとか。後は作業するときも静かめなBGMを多めに聴いたりしています。このご時世放っておくと自動的に刺激に衝突してしまうので、意識的にコントロールする必要がありそうです。

騎士隊長/HSPについて

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 エルフの騎士隊長。しばらく退屈めな線画作業をずっとやっていたので、久々に色を使って描きました。自分の傾向として、満面の笑みを浮かべている表情よりもどこか先を見ているような人物を描くのが好きみたいです。

 

 先の記事でも触れましたが、最近はHSPについて書かれた本を読んでいます。確証バイアスを極力除いて考えてみても、自分はHSPの気質に当てはまっている確率がかなり高そう。精神的な察知はもとより、他人はあまり気づかない音や匂いに反応するのもこの気質に含まれるというのはちょっと面白いと思いました。大きな音はもちろん小さな音にもすぐ反応するし、「ここ変な匂いしない?」と言っても周りから賛同を得られないことがよくあります。

 あとすごく疲れやすい。昔から周りの人より体力が無く、ちょっと外出しただけですぐに疲れてよく寝ます。人と旅行なんかに行くと、一日に回る目的地が多すぎると感じてしまうこともしばしば・・・というかほぼ毎回かも。運動するときの体力は人並みなのに、普段の生活でなぜこんなに疲れやすいのかというと、どうやら脳が大量に得た刺激を処理するのに体力をもっていかれてるらしいのです。長年の疑問が腑に落ちたような気がします。

 このケースをはじめ、今まで生きてきた中でなんだかな~と思っていた疑問が、ここでは書ききれないほど次々に解けていっています。同時に、普通の人に無理に合わせる必要はなく、自分が自然に感じるスタンスを保って良いと思えるようになってきました。もうしばらく、本を読んでみようと思います。

 ブログに関してもどうせ書くなら何か役立つような記事を書いた方がいいかなとか、見てくれる人を増やさないとだめなのかなとか思っていたりもしましたが、本来の自分のペースを大事にして、もっとゆるくやっていこうと思います。

環境 / HSPについて

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 環境を2枚。目がごろごろするんですが、目薬差したらよくなるかな・・・。幼稚園のプール以来使ったことないんですよね。

 

追記です。

最近HSPという概念を知りました。

HSPはHighly sensitive personの略で、感受性がとても敏感な気質のことです。

調べたり本を読んでいるうちに自分に当てはまることが多すぎてびっくりしました。

簡単な自己診断テストがあるので興味がある方は調べてみるといいと思います。

物事を必要以上に深く考え込むことが多い人は、あてはまるかも。

鈍感な人と敏感な人では、どうやら脳の働き方から違いがあるようです。